歯周病の治療薬について説明しています
歯周病は、歯茎や歯を支える骨が炎症を起こしたり破壊されたりする病気です。重症になれば、外科手術が必要で完治するまでにはかなりの時間がかかりますし、一度重度の歯周病にかかると再発の可能性はきわめて高く、治療後のメンテナンスが非常に重要な病気でもあります。
ただし、そこまでになるには相当な時間を要するはずで、初期段階の歯茎の腫れや痛みは薬で改善することが出来ます。歯茎が炎症を起こして赤く腫れたり、知覚過敏で、物を食べる時にしみたりする現象は、歯周病の初期段階といえます。
市販されているいわゆる“歯周病治療薬”はこの段階の症状の改善を目的としたもので、主に歯茎に塗ったり、歯磨き粉として使ったりします。塗るタイプの薬などは、歯茎をマッサージしながら塗りこむので、歯茎全体の血流を良くする効果も期待できます。
この初期段階で歯周病を自覚し、早めに治療することも大切です。歯周病はいわゆる“生活習慣病”です。一度かかった人が再発の可能性が高いのは、食生活や生活習慣が非常に影響する病気だからです。
口の中の異常を治すには、薬ばかりに頼らず、生活習慣を改善していくなどの努力も必要でしょう。口の中がきれいだと自然とわやかな気持ちになるものです。日ごろのお手入れと早めの治療で、歯周病になりにくい口内環境を作りましょう。
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